初心者向け レンガ花壇の作り方

基礎工事のDIYが済んだらいよいよレンガ積みです。

ますはレンガを吸水させる

が、その前にレンガを吸水させる必要があります。

レンガにじゅうぶん水を含ませておかないと、モルタルを接着させた時、レンガがモルタルの水を吸ってしまって接着力が弱くなってしまうからです。

乾燥状態のレンガを水に沈めると、気泡が出てきます。
気泡が出なくなれば水をじゅうぶん吸ったということになります。

基礎レンガのDIY

基礎砕石の上にレンガを置く
断面図

レンガ基礎のイメージ
平面図

基礎砕石の上にモルタルを敷き、その上にレンガを敷き詰めます。
基礎レンガは土を埋め戻したら見えなくなるので見栄えには気を使わなくていいですが、水平には気をつけましょう。
ひとつひとつ水平方向、垂直方向のいずれも水平器を当てて水平を測りましょう。

あまりにも一つ一つのレンガばかりに気をとらわれていると、花壇トータルでガタガタになってしまう可能性もあるので、水糸の方を優先しましょう。

この基礎レンガは、アンティークレンガではなく赤レンガ、もしくはインターロッキングなどの形がしっかりとしたものを使用しましょう。

水糸の貼り直し

特に必要な工程ではありませんが、この段階で水糸を貼り直すと、水平が目安がわかりやすく初心者でもより簡単にDIYできるようになります。

水糸

具体的には、花壇の両端にレンガを置き、レンガに水糸を巻き付けて置くだけです。
本格的な水盛り遣り方と違いずれてしまっても安心ですが、正確さはピカイチです。

レンガ積み花壇一段目

レンガ花壇の一段目のDIY
断面図

レンガ花壇の一段目のDIY
平面図

基礎レンガの上にモルタルを敷き、レンガを並べていきます。
置いたレンガは木槌、もしくはゴムハンマーで軽く叩いて水平にします。
1段目も下の方は見えなくなるので、目地にこだわる必要はありません。

水平にならないからといって強く叩くと、いくら木槌といえどレンガが割れてしまう可能性があるので注意が必要です。

木槌がない場合は金槌でも構いませんが、金属部分を使うのではなく、柄のほうを使ってレンガを打ち沈めるようにしましょう。

2段目以降のレンガの積み方は、下記をご覧ください。

レンガの積み方(2段目以降)