牛糞や馬糞で花壇の土をフカフカにする

牛糞

牛糞

牛糞は、ホームセンターでも手に入れやすい土壌改良材です。
牛糞とは、牛舎や牧場で採取される牛の糞です。
糞といっても生の糞ではなく、厩舎から採取されたものにおがくずや籾殻、稲わらが混ぜられ、じゅうぶんに熟成、発酵されたものです。

ホームセンターで売られているものは水分も低く、質も高いので、においもほとんどせず、牛の分であることは感じられません。


一般的に売られているものは肥料成分がほとんど入っていないので、バーク堆肥と同様、大量投入しても問題ありません。
土への5~10%程度の混入が推奨されていますが、20~30%程度混入しても問題ありません。

牛糞は、土壌改良材の中でももっとも安価なので、大量に使う必要がある場合に向いています。

馬糞

馬糞は堆肥の中でももっとも優秀な土壌改良材と言われています。
というのも、馬は牛と異なり食用ではないことから、肥育に際して余計な配合飼料が使われていないことが多いからです。
また、化学肥料にはない微量成分がふんだんに含まれているのも特長です。
なので、花壇のみならず、農家などでも使用されています。

優れた点が多い馬糞堆肥ですが、問題は入手のしにくさです。
かなり大型のホームセンターでも売られていない場合が多いです。

馬糞は、ネット通販では簡単に手に入るので、
「優れた土がほしい」
という方は、オンラインショッピングで馬糞を購入しましょう。

豚糞・鶏糞

豚糞や鶏糞は、同じ動物の糞でも肥料分を多く含むので、堆肥ではなく肥料として用いられます。